《ファティマ黙示録8-27》告白

【その男、24時間愛は地球を救うをゼロ募金で観賞する】

日テレの24時間テレビを見ながらこの記事を書いている

 今年のテーマは告白だ。告白しよう
俺はこの番組を毎年楽しみにしている。普段テレビはあまり観ないが、年に一度の心を浄化する時間帯と捉えているのだ

 これは友人にも職場でも言ってない、密かな俺の楽しみなのだ

だが、何事もアンチがいるのは仕方ないことで、この番組を

・感動のゴリ押し番組
・障害者を出汁に視聴率を稼ぐ番組

などと言われ、嫌悪感を示す人がいるが、そんなことどーだっていいことだ
マジで24時間テレビうぜーわーなら見なければいいし、やっぱ今年もこれがこうで、あれがあれでうざかったわーとか言うやつには、ガッツリ見てんじゃねーかとつっこみたくなる。最早一周回って大好きやん

今回はチャリティマラソンの選手が当日発表とのことで、そこに釣られて番組開始時間から今か今かと選手発表を待ちわびてた人がいたのではないだろうか？

隠さずとも俺もその中の一人だ

だが引っ張りに引っ張って発表されたのは21時近く？
番組が開始してから優に2時間半経った頃だった

発表待ってる途中からあぁ日テレやらかしてんなぁー
ネットが荒れそうなこと何でわざわざやるかな。娯楽を提供してるテレビが視聴者にストレス与え続けてオワコンオワコン言われてる声に拍車をかける様なことを何故やるのか

テレビのCMまたぎの引っ張り行為もうホントやめた方がいーよ
現代人、それも社会人は遥かに時間が無い。そりゃネットで興味ある動画を見たいシーンまで自由にコントロールできるネットの方が優遇されるに決まってる

だってテレビ見てるとストレス溜まるんだもん

いくら、おっ？この展開おもろいな。結果はどーなんだ！？
って観ててもCM の後で！とかってなると凄まじい興醒め＆スーパーいらつく

気になる気になるぅぅのテンションで結果まで通して観たいんだよ。考える時間や結果予想する時間を与えて欲しくないのよ
確かに視聴者を繋ぎ止めとくにはいい手法なんだろうけど、俺は反則技だと思う

そんな反則技にぐぬぬとしながらも24時間テレビに関しては魅せるものがあり、心を打つものがあるから観ていられ、大いなる感動を得られるのだ

俺的には障害者が何かの目標に向かって努力してる姿や、そのサポートするタレントがきっと自分もつらいだろうに障害者を必死に励ます所も感動する。そしてその努力が実り、目標が達成された時に感動は最高潮に達するのだ

大人になってしまった今、一年を通して涙を流す日はマジでこの番組を見てる時くらいでしかない。ただ俺が涙を流してしまうのは目標に向かう障害者の主役が、その目標を達成した時の姿ではない

目標が達成された瞬間に感情が爆発する障害者の親の涙がとてつもなく胸を打つのだ
がんばり抜いた主人公が大変な苦労と努力が実った瞬間の数テンポ遅れて映し出される、自分のことの様に喜ぶ両親もしくは片親の姿

安堵と喜びが入り混じった大いなる感情が爆発する瞬間

その姿を見てもらい泣きしてるパーソナリティの面々の涙

そこに俺は涙なしでは見られないのだ

まぁ目標を完遂した主人公は割りと冷静な人が多いのも感情移入しにくいのもあるのかな。本人からしたら、やっとオワタ感の方が強いのかもしれない

そんなこんなで今年もテレビの前で暇さえあれば涙してるのだが、泣くという行為はやはり人間には必要なことなのだと再確認した

胸にかかっている余計な曇りが少し晴れてスッキリする感じ

明日からの活力にはならないけど、気分は軽くなったよ。